出産時の痛みは、昔から「鼻からスイカ」などとよく言われています。また、男性が出産の痛みを経験したら死んでしまうなどとも言いますが、実際はどうなのでしょうか。出産を経験したことのある大半の人は、「本当に痛かった」と言いつつも、出産が終わるとあの痛みを忘れてしまうものなのです。ですから、また子供を産むことができるのかもしれません。
出産の時、看護士さんや先生は、声をださずに深呼吸してと言いますが、どうしても声がでてしまうほどの痛みです。子供じゃないので、多少の痛みを我慢することはできますが、出産の痛みは思わず声がでてしまうほど、つらいものなのです。
陣痛は、お腹が痛くなる人と、腰が痛くなる人がいるようです。お腹は、陣痛のたびに張ってしまいガチガチになり、どんな体勢になってもあの痛みは消えません。お腹が痛くてさすりたくても、痛すぎて手が動きません。腰は、腰骨が折れるんじゃないかと思うほどの痛みです。ご主人や看護士さんに、強めにこすってもらうと楽になるでしょう。
陣痛の間、ベットの柵や他にしがみつきながら耐えてたと言う人も多いかと思います。実際、旦那さんの手を握っていて、くっきりと爪あとが残っているという人もいるようです。女性の皆さんは、あの痛みを乗り越えられたのだから、何でも頑張れるという瞬間でしょう。帝王切開や無痛分娩などもありますが、母になると言う事は、何かを精一杯頑張った証なのかもしれません。
初めての出産を間近に控えた妊婦さんの最大の不安は、陣痛の痛みはどの程度なのかということが多いようです。初妊婦さんの中には、陣痛の痛みかと思って病院に行ったら、違っていたので帰されたという人も少なくないようです。妊娠後期に入ると、多くの方が頻繁にお腹が張ったり生理痛に似た痛みを感じます。この時期の痛みは非常に不規則に起こっています。これが、規則的に起きるようになると、陣痛の始まりなのです。
人によっては、おしるしという出血があった後に陣痛が始まったり、また破水の後で陣痛が始まったりと様々です。このほかにも、おしるしや破水が起きる前に陣痛から始まる事もあります。次第に不規則な痛みが20分おきなど規則的になってきます。病院に行ったときに、何時頃から始まったかなど聞かれるので、記録しておくといいでしょう。
初産の場合は1時間に6回以上、10分間隔になったら病院へ連絡しましょう。そうは言っても、初めての方は不安と心配で、かなり早くに病院へ電話する人も多いです。もしくは家で陣痛かどうかわからず、ドキドキしている人も多いでしょう。陣痛がきてからの出産するまで、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。
初産の人では約12~15時間くらい、経産の人では約6~8時間くらいかかると言われています。中には、早い人もいて、3時間ぐらいで生まれる人もいるようです。逆に、難産で3日がかりという人もいます。
ドラマなどを見ていると、出産シーンなどには夫婦で「ヒッヒッフー」っと呼吸をしています。やはり出産時の呼吸法は、一般的にはこちらを想像するでしょう。そもそも呼吸法は何のためにやるのでしょうか。
最も重要なことは、お腹の赤ちゃんに、たくさん酸素をおくってあげることです。陣痛で苦しくなってくると、つい「痛い!」と叫んだり、呼吸をとめて痛がってしまうのです。お母さんが声を出していると、長い陣痛の間に疲れてしまいます。また呼吸をとめていきんだりしてしまうと、赤ちゃんに酸素がいきません。そうなると赤ちゃんは苦しくて上手に出てこれなくなってしまいます。
その他にも、呼吸法にはリラックス効果もあるのです。深呼吸などと同じような感じです。しかし、母親学級や自分で本を読んでみたり、友達などに聞いても、実際きちんとできるのか心配になってしまいます。妊婦さんは勉強熱心な方が多く、呼吸法を覚えたり、陣痛が何分おきになったら、どんな呼吸法をするかなど頭に詰め込んでいます。しかし、呼吸法が上手にできなければ出産ができないわけではないので、大丈夫です。
いざ出産を目前に控えると、頭の中が真っ白になってしまう人も多いと思います。でも出産の時は看護士さんなどたくさんいて、一緒になって呼吸をしてくれたりもします。周りのスタッフの方たちは、数多くの出産に立ち会っていますので、安心して身をまかせましょう。医学的に基づいた呼吸法もありますが、何より自分が楽だとおもう呼吸が1番です。
難産にならないために最も大切なことは、太りすぎないことです。妊娠中は、なかなか今までのように体を動かせなくなるので、多少太る事もあるでしょう。胎盤や赤ちゃんの重さを考えても、妊娠前から10キロ以上太ってしまうのは、少し太りすぎかもしれません。
しかし太ってしまったと言っても、妊娠36週前にダイエットをすることは禁物です。体を動かすことで、お腹も張り早産になってしまうこともあります。妊娠中は、食事でうまく体重管理をしましょう。
また妊娠37週をすぎれば、できるだけお腹の中で育てたいものですが、いつ産まれても問題はないでしょう。出産に備えて1時間程度散歩をすることもいいことです。また、妊娠中から難産になるだろうと医師から言われる場合もあるようですが、その場合は、出産予定日を待たずに、陣痛の誘発剤などを使って、出産の時期を早めるところもあります。
難産のリスクは一体どのようなことがあるのでしょうか?それは、赤ちゃんがお腹のなかで、大きく育ちすぎることです。大きくなりすぎて、骨盤に頭が入らなくなってしまうと、帝王切開になってしまうので、母子ともに問題がないようであれば、早めに出産を進めます。また、赤ちゃんにへその緒が巻きついてしまっている時などは、難産になりやすいですし、長い間そのままにしておくと、首にへその緒が巻きついて窒息死してしまう場合もあります。
後陣痛とは、出産後におこるものです。陣痛と名がつくくらいですから、痛みを伴うものだとわかると思います。これは出産後、赤ちゃんが出て行った子宮がもとに戻ろうと収縮を繰り返すことで発生します。この収縮も規則的に起こるもので、全ての人にではないですが、痛みを感じる人もいます。
場所は陣通時と同様、下腹部が痛みます。後陣痛は子宮の回復を促進するための大事なはたらきです。そのため、痛みがある人は、特に分娩当日から翌日は非常に強い痛みを感じるでしょう。次第におさまってはくるものですが、人によっては出産後4日くらい続く人もいるでしょう。
後陣痛は、どのような人が痛みを強く感じるのでしょうか。痛みの程度は、まったく痛くない人から眠れないほど痛い人などいますが、通常は経産婦のほうが痛みは強いと言われています。また、産後の授乳中に痛みを感じる人は多いようです。出産前などもおっぱいマッサージなどを行うと、お腹が張ってしまう事があったと思うので、納得はいくでしょう。同じように子宮がより収縮されるわけです。
逆にいえば、赤ちゃんがおっぱいを吸う事により、子宮の収縮が活発になり、より子宮がもとの大きさに戻るのが早くなるのす。また後陣痛がおきると、悪露の量も一度に大量にでたりするので、ナプキンなども頻繁に取り替えたほうがいいでしょう。
後陣痛は実に個人差が大きいものです。もし自分が後陣痛でとても苦しんでいるのなら、お見舞いなど、少しお断りしたほうがいいかもしれません。