赤ちゃんが産まれてくるためには陣痛はつきものです。陣痛とは、赤ちゃんを子宮の外へと押し出すために子宮が収縮することをいいます。子宮が収縮すると、子宮口が広がっていきますので赤ちゃんもスムーズに下がることができるのです。通常では、陣痛は、子宮の筋肉がキューッと縮んだり、休んだりというように交互に繰り返しやってきます。初めのころは不規則で痛みもそれほどではありませんが、だんだん間隔が狭まってきます。そして痛みも増していきます。
収縮が始まってからつぎの収縮までの時間が、不規則ではなくて規則的になってきたら、お産の始まりだとおもいます。より具体的にいえばまだ規則的でない、不規則な陣痛のことを「前駆陣痛(ぜんくじんつう)」と呼んでいます。これは陣痛の前触れ、といった意味です。出産の過程で破水もあります。破水というのは、赤ちゃんを包み込んでいる卵膜が破れて卵膜のなかの羊水が出てくることをいいます。通常の場合、陣痛が始まって子宮口が全開近くになった頃に破水が始まるそうです。しかし、陣痛が始まる前に破水することもあります。これを「前期破水」と呼んでいます。
子宮口付近には赤ちゃんの頭があります。破水をしてしまうと赤ちゃんの頭が栓の役目をはたすことになりますので破水したからといって、羊水が全て流れ出てしまうことはありません。しかし、破水にともなって膣から細菌が入ってしまいその細菌が子宮内にまで上がって赤ちゃんが感染を起こす危険性があります。破水をしてしまったら、入浴やシャワーは避けてすぐに産院に行くようにしましょう。
妊娠したことがわかれば気になるのはいつ頃に赤ちゃんが産まれるのかということでしょう。病院に行けば先生に教えてもらえますが、一体どのようにして出産予定日というのはわかるものなのでしょうか。妊娠週数の計算方法は、最終月経が始まった日が0週0日となっています。これによって最終月経から280日後、つまり40週0日が出産予定日となるのです。妊娠週は1日目、2日目などとは数えません。基本的には、0週0日、0週1日、0週2日と数えます。そして0週6日の次は1週0日となります。
排卵が行われて受精するのは、およそ妊娠2週くらいです。そして確実に着床するのが妊娠3週頃です。毎朝基礎体温を測っている人でも、妊娠0週~3週は気づかないでほとんどの人が気づくのは、早くて妊娠4週頃になるでしょう。基礎体温を記録している人であれば、生理予定日がすぎても高温なら妊娠を疑うのではないでしょうか。また、生理不順の人もいると思います。このような人は、排卵日を2週0日とする計算法が用いられるようです。
そして、中には生理が不順なため排卵日も判らないというケースもあります。この場合は、超音波検査を使う方法をとります。これによって胎児の成長を測り、予定日を推測していくのです。また、帝王切開の場合などは、本来の出産予定日よりも早めに手術をするケースが多いです。妊娠後期にもなれば、手術日も決まってくるため、その日が出産予定日となります。